テストステロンとは？！

テストステロンとは？！

❶　「テストステロン」をしっていますか？

テストステロン（testosterone）とは？！

アンドロゲンに属するステロイドホルモンで、男性ホルモンの一種。

哺乳類のオスでは睾丸で95%、副腎で5%、メスにもあり、卵巣や副腎から男性の5-10%程度ながら分泌される。

胎生期、妊娠6週目から24週目にかけて大量のテストステロンが分泌される時期があり、これにさらされること（アンドロゲン・シャワーと呼ばれる）によって、脳は女性的特徴（ホルモン分泌の周期性）を失う、といわれる。

男性は睾丸容量が4 ml以上となると思春期に入り、血中テストステロンが測定可能となる。

その後精巣がさらに増大と共にテストステロンの分泌もさらに増大し男性的な身体の特徴が形作られる（二次性徴,）と、いう）。

一般に30歳ごろから減少しはじめ、年1-2%の割合で減少する、といわれる。

テストステロンの減少は男性更年期と呼ばれるが、女性の更年期ほどには急激にホルモン分泌は変化せず、身体や精神に与える影響も個人差が大きい。

「身体や精神に与える影響」がテストステロンの大きな特徴。

テストステロンは、筋肉や男性の身体的な特徴、のみではないということ。

さらにはストレスに弱いといわれ、結果、急激な減少を起こすと、男性更年期障害を起こす。

テストステロンの減少率は個人差が大きく、70代になっても、30代の平均値に匹敵するテストステロン値を維持している男性も多い。

こういった男性は、人生100年時代の熟年期も「肉体的・精神的」にも元気を維持できると思われる。

20代から40代でテストステロンが低い場合は、2型糖尿病、メタボリック症候群のリスクが増大すると報告されていて、テストステロンが少ないといいことはない？！ようにも・・・。

❷　テストステロンの影響

上記❶に、テストステロンの減少で様々な影響が出ることについて触れました。

そして、それは「身体的な影響」のみならず、「精神的な影響」にも大きな影響を及ぼす、ことについても。

面白い実験が過去に行われました。

金融為替のトレーダーに対して行った「テストステロンの実験」です。

日々、刻々と変わるその状況下で、常に利益を追求していく彼らの仕事は高いプレッシャーを受けています。

結論は「儲けを出すトレーダーは、テストステロンの数値が高い」という結果が出ました。

但し、テストステロンの数値が高すぎるとトレーダーはリスクを取りがちという結果もわかっています。

⓵　テストステロンの減少が及ぼす作用

上記の実験でテストステロンが数値が高さは、「やる気」にも影響するという結果が紹介されました。

テストステロンは「身体的な影響」のみならず、「精神的な影響」にも大きな影響を及ぼす、という点も紹介しました。

最近の研究では、性機能をふくむ「身体的な影響」、「精神的な影響」以外にも物事の判断力・記憶力にも影響を与えることがわかっています。

また、一般的には男性ホルモンが（＝テストステロン）が多い人は長寿であると、いう調査結果もあります。

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